出産準備リスト|必要なものと、そろえる時期の目安

出産準備は、退院した日から使うものを先にそろえ、生まれてから様子を見て決められるものは後回しにすると、むだな買い物を減らせます。退院の日に車で帰るならチャイルドシートは出産前に用意が要り、ベビーカーや離乳食の道具は生まれてからでも間に合います。この記事では、必要なものを用途ごとに分け、そろえる時期の目安を示します。

そろえる時期の考え方

出産準備は、体調が安定しやすい妊娠中期ごろから少しずつ始め、臨月に入る前に退院後すぐ使うものをそろえ終えるのが一つの目安です。里帰り出産をするなら、実家とどちらで使うかも考えておきます。

出産準備の時期の目安
時期主にそろえるもの
出産前肌着・おむつ・授乳用品・寝る場所・お風呂用品・チャイルドシート
生後1か月ごろまで抱っこ紐、A型ベビーカー(使う予定があれば)
生後5か月ごろから離乳食の道具、ベビーチェア

月齢ごとに必要になるものは月齢別のベビー用品で詳しく説明しています。

衣類とおむつ

  • 短肌着・長肌着、コンビ肌着:生まれてすぐの時期の基本です。洗い替えを含めて数枚あると回しやすくなります。
  • ツーウェイオール・カバーオール:肌着の上に着せます。季節に合わせて素材を選びます。
  • 紙おむつ(新生児用):赤ちゃんの体格によってはすぐにサイズが合わなくなるため、最初から大量に買わず、少なめに用意します。
  • おしりふき:おむつ替えのたびに使うため、まとめ買いしても使い切りやすいものです。

新生児用のおむつは、体重が増えるとすぐ次のサイズに移ることがあります。出産前は1パック程度にとどめ、使ってみて肌に合うものを追加すると無駄が出にくくなります。おむつはおむつ・おしりふきの一覧で種類・価格を比べられます。

授乳用品

  • 哺乳瓶と乳首:母乳中心の予定でも、1本あると外出時や家族が授乳するときに使えます。
  • 粉ミルクまたは液体ミルク:退院後すぐに必要になることもあるため、少量を用意しておくと安心です。
  • 消毒用品:薬液・電子レンジ・煮沸など方法があり、住まいに合うものを選びます。
  • 授乳クッション:授乳の姿勢を安定させるのに役立ちます。

母乳とミルクの割合は生まれてみないと分からないことが多いため、ミルクや哺乳瓶の本数は最小限から始めるのがおすすめです。

※価格・在庫は2026年11月7日 19:59時点のものです。購入の時点で各ショップに表示される価格が適用されます。最新の価格・在庫・送料は各ショップでご確認ください。

寝る場所と寝具

消費者庁は、0歳児の就寝時の窒息事故に注意するよう呼びかけています。寝る場所を用意するときは、次の点を確かめてください。

  • 1歳になるまでは、あお向けに寝かせる。
  • 敷布団やマットレスは硬めのものを選ぶ。柔らかい寝具は顔が埋もれやすい。
  • 掛布団は軽く、子どもが払いのけられるものにする。
  • 顔の近くに、口や鼻を覆ったり首に巻き付いたりするものを置かない。
  • 大人と同じ寝具ではなく、できるだけベビーベッドに寝かせる。

ベビーベッドは、2025年12月25日から「子供PSCマーク」の表示制度の対象になりました。2027年3月24日までは従来のPSCマークの製品も販売されます(2026年11月時点)。購入時は、いずれかのマークがあるかを確かめましょう。

お風呂とケア用品

  • ベビーバス:首がすわる前の沐浴に使います。
  • 湯温計:湯温は手の感覚だけでなく、湯温計で測るよう勧められています。目安は38〜40℃です。
  • ベビーソープ、ガーゼ、バスタオル
  • 綿棒、爪切り、体温計

消費者庁は、ベビーバスを浴槽のふたの上で使わないこと、少ない湯でも溺れるおそれがあるため手の届く範囲で目を離さないことを呼びかけています。着替えやタオルは、入浴の前にそろえておきましょう。お風呂用品はお風呂・ケアの一覧で比べられます。

外出に使うもの

チャイルドシート(出産前に用意)

道路交通法では、6歳未満の幼児を車に乗せるときはチャイルドシートを使わせるよう定められています。退院の日に車で帰るなら、出産前に用意し、取り付けまで済ませておきます。選び方はチャイルドシートの選び方で説明しています。

抱っこ紐とベビーカー(生まれてからでも間に合う)

抱っこ紐やA型ベビーカーは、生後1か月ごろから使える商品が多く、1か月健診のころまでにそろえれば間に合うことが多いものです。赤ちゃんの体格や、実際の外出の仕方が分かってから選ぶ方法もあります。詳しくは抱っこ紐の選び方とベビーカーの選び方を参考にしてください。

季節によって変わるもの

生まれる季節によって、そろえる衣類や小物は変わります。季節の変わり目に生まれる場合は、両方の季節のものを少しずつ用意しておくと対応しやすくなります。

生まれる季節と追加で考えたいもの
季節追加で考えたいもの
春・秋気温の差に合わせて重ね着できる薄手のベスト、おくるみ
夏通気性のよい短肌着、汗ふき用のガーゼ、ベビーカーの日よけ
冬厚手のカバーオール、防寒用のおくるみやケープ、室内の加湿の準備

室内では厚着をさせすぎず、背中に汗をかいていないかを触って確かめるようにしましょう。

買う前に家族で決めておきたいこと

  1. 退院の日の移動手段(車か、タクシーか、公共交通機関か)。
  2. 赤ちゃんの寝る場所(ベビーベッドか、床に布団を敷くか)。
  3. 里帰りをするか、するならどちらの家に何を置くか。
  4. レンタルで済ませるものと、買うもの。使う期間が短いベビーベッドやベビーバスは、レンタルを選ぶ家庭もあります。
  5. 出産祝いでもらえそうなものと、重ならないようにする方法。

先に決めておくと、同じ用途のものを二重に買ってしまうことを防げます。たとえば寝る場所を床の布団にすると決めればベビーベッドは要らず、自宅に車がない家庭でも、家族や知人の車で移動する予定があればチャイルドシートの用意が要ります。準備の一覧は、決めた内容に合わせて家族で共有しておくと、買い物を分担しやすくなります。

まとめ

出産前にそろえたいのは、肌着・おむつ・授乳用品・寝る場所・お風呂用品と、車で帰るならチャイルドシートです。おむつやミルクは少なめに始め、抱っこ紐やベビーカーは生まれてから選んでも間に合います。寝具やベビーベッド、ベビーバスは、安全な使い方とマークの表示もあわせて確かめておきましょう。